電気ポットメーカーのノウハウを活かして開発された象印の加湿器EE-RR50は、高い加湿能力と扱いやすさから絶大な信頼感を得ている人気商品です。
2021年の発売以来、価格.comなどの口コミサイトで常に人気ランキングの上位を争っています。
本記事では、象印加湿器EE-RR50の口コミや評価レビューを紹介します。パワフルで使い勝手の良い加湿器を探している方は、ぜひ参考にしてください。
象印加湿器EE-RR50の口コミ
象印加湿器EE-RR50は高い加湿パワーやお手入れのしやすさなどで高い評価を受ける一方、動作音や電気代についてはデメリットと捉えている人が多く見られました。
実際に購入して使ってみた人の口コミや評価を紹介します。
象印加湿器EE-RR50の悪い口コミ
- 沸騰するときの音が気になる
- タイマー機能がもう少し充実していると嬉しい
- 外からタンクの水の残量が分からない
象印加湿器EE-RR50の悪い口コミで目立ったのは、動作音についての指摘です。湯沸かし音が終始鳴り続けるため、寝室など静かな部屋で使用すると気になるレベルとのことです。
またタイマー機能の選択肢が少なくて残念というコメントもありました。EE-RR50は入タイマー6時間、切タイマー2時間の各1種類ずつしか用意されていないため、睡眠時間に合わせて調整したい場合はやや不便です。タイマー機能については、上位モデルであるEE-DC50の方が充実しています。
最後は象印の加湿器全般に共通する内容ですが、外からタンク内の水の残量が確認できないところも改善ポイントとして挙げられています。空焚き防止機能は付いているものの、事前に給水タイミングを把握できないのがストレスに感じる人もいるようです。
象印加湿器EE-RR50の良い口コミ
象印加湿器EE-RR50について、良い口コミも集めてみました。
清潔な蒸気でしっかり加湿できる
- スチーム式なので衛生的で安心
- ひかえめモードでも十分な加湿力がある
- 他の加湿器とは比べ物にならないほど、部屋全体が潤う
象印加湿器EE-RR50の適用床面積は8畳〜13畳ですが、それ以上の広さでも十分に加湿できるパワーを持っています。
沸騰させたお湯を使ってお部屋を加湿するので、蒸気に雑菌が混ざる心配がなく、衛生面で優れている点も高く評価されています。
加湿能力が高いあまり湿度が上がりすぎることもあるため、自動運転モードやタイマー機能などを活用して、最適な湿度をキープできるよう工夫が必要な場合があります。
お手入れが楽で衛生的
- フィルターレスで掃除の手間がかからない
- 手入れの簡単さはピカイチ
- 定期的なクエン酸洗浄が必要だが、普段の掃除はとても簡単
加湿器を使う人の多くが悩まされるのが、お手入れの煩わしさ。特に大変なのがフィルター掃除で、週1回を目安として定期的にお手入れする必要があります。
スチーム式を採用している象印加湿器EE-RR50は、電気ポットのようなシンプルな構造で、面倒なフィルター掃除や複雑なお手入れは一切不要です。
普段は容器の内側を柔らかい布などで軽く拭き上げておき、1〜2ヶ月に1回クエン酸洗浄をするだけで、清潔な状態を保ったまま使い続けることができます。
機能も構造もシンプルで扱いやすい
- 操作がシンプルなのが良い
- 自動運転モードがあるので湿度調整を任せっぱなしにできる
- ポットのように上から直接給水できて便利
EE-RR50をはじめ、象印の加湿器は電気ポットをベースに設計されており、構造や操作方法がとてもシンプルなのが特徴です。
使い勝手の良さを追求するため、毎年ユーザーの声を取り入れて改良を加えている点も評価できるポイントですね。
湿度のコントロールをお任せできる自動運転モードは、最近の加湿器ではマストになりつつある機能ですが、象印加湿器EE-RR50では3種類のモードが用意されているので便利です。
象印加湿器EE-RR50の機能
象印加湿器EE-RR50の主な機能には、次のようなものがあります。ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
- 清潔な蒸気で加湿
- 子どもがいるご家庭も安心の「トリプル安心設計」
- デュアルセンサーで自動加湿
- デュアルタイマー機能で自動ON/OFF
- フィルター不要でお手入れ簡単
清潔な蒸気で加湿
加湿器から雑菌やカビが放出されるとさまざまなアレルギー疾患の原因になるため、こまめにお手入れする自信がない場合、雑菌が繁殖しづらいスチーム式を選ぶことをおすすめします。
象印加湿器EE-RR50は沸騰させた綺麗な蒸気を、約65℃まで冷ましてお部屋を加湿します。
沸騰によって水が煮沸消毒されるので、蒸気に雑菌が混ざりにくく、衛生面で非常に優れている点が特徴です。
子どもがいるご家庭も安心の「トリプル安心設計」
スチーム式の加湿器は高温の蒸気が出るため、やけどなどの事故に発展する恐れがあります。
象印加湿器EE-RR50はこうした事故を未然に防ぐため、チャイルドロック・ふた開閉ロック・転倒湯もれ防止機能を搭載した「トリプル安心設計」となっています。
小さな子どもや高齢者、ペットがいるご家庭でも安心して使うことができますね。
デュアルセンサーで自動加湿
象印加湿器EE-RR50は、湿度センサーと室温センサーの両方を搭載しており、快適な湿度を自動コントロールしてくれます。
自動運転モードでは、希望する体感湿度(40%〜60%)に応じて「しっかり」「標準」「ひかえめ」の3段階から選択可能です。お部屋の広さや湿度の状態に応じて使い分けてください。
お部屋の湿度に関係なく加湿を続けたい場合は「強」「弱」から選べる連続運転モードが便利です。
デュアルタイマー機能で自動ON/OFF
象印加湿器EE-RR50には、就寝時に便利なデュアルタイマー機能が搭載されています。
入タイマーは6時間、切タイマーは2時間、それぞれ個別に選択できます。
夜寝るときの乾燥は気になるけれど付けっぱなしは避けたい、朝起きたときにお部屋が潤っていてほしい、というときに便利な機能ですね。
フィルター不要でお手入れ簡単
加湿器選びにおいて、長く使い続けることを考えると、お手入れのしやすさは重要なポイントになってきます。
象印加湿器EE-RR50はポットと同じ構造を採用することでフィルターがなく、フッ素加工の広口容器でお手入れがとても簡単です。複雑なパーツのお手入れやフィルター掃除は一切不要です。
本格的なお手入れは月1回のクエン酸洗浄のみでOKですが、毎日軽く拭き上げておくと、汚れが溜まりにくくなり洗浄時のコストを格段に下げることができます。
象印加湿器EE-RR50の電気代は?
象印加湿器EE-RR50の消費電力は、湯沸かし立ち上げ時で約985W、加湿時で約410Wです。スチーム式加湿器としては平均的な数値ですが、気になるのは電気代ですよね。
1日8時間の使用を想定した場合、1ヶ月あたりの電気代はおおよそ3,000円前後。超音波式や気化式と比べると割高ですが、スチーム式の高い加湿能力とのトレードオフになります。
なるべく電気代を節約する方法としては、ぬるま湯を給水して加湿開始までの時間を短縮したり、加湿時間に合わせて使い切れる量の水を給水する、などがあります。
その他にも加湿器の置き場所を工夫するなどして「効率の良い加湿」を意識して使うようにしましょう。
象印加湿器EE-RR50の動作音は?
水を沸騰させて蒸気を噴出する仕組みのスチーム式加湿器は、基本的に動作音が出やすい作りになっていますが、象印加湿器EE-RR50の場合はどのくらいの音がするのでしょうか。
動作音に関する口コミを見ると「テレビの音が聞こえづらくなる」「お湯が沸くまでの音がすごく大きい」という意見がある一方で「慣れたら気にならなくなった」という声もありました。
湯沸かし音セーブモードを設定すると、加湿開始までの時間が10分ほど延びますが、沸騰時の音はかなり軽減されます。音が気になる方はぜひ活用してください。
象印加湿器EE-RR50はこんな人におすすめ
象印加湿器EE-RR50は、次のような人におすすめです。
- とにかくパワフルな加湿力が欲しい
- フィルター掃除などの面倒なお手入れはしたくない
- 機能はシンプルで良いので価格を抑えたい
- 多少の動作音は我慢できる
- デザインよりも機能性を大事にしたい
電気ポットのノウハウを活かしたスチーム式で、パワフルかつ清潔に加湿してくれる象印加湿器EE-RR50。加湿能力や使いやすさを重視するなら文句なしにおすすめのモデルです。
動作音については個人の感覚の違いもあり、気になる人とそうでない人で意見が分かれますが、静かな部屋で使わない限りは許容できる範囲の大きさです。
また象印加湿器EE-RR50より機能が充実した上位モデル(EE-DC50)がありますが、5〜6,000円前後の価格差があります。
加湿能力自体には大きな差がないので、機能をシンプルにして安く抑えたいという人には、象印加湿器EE-RR50の方がおすすめです。
象印加湿器EE-RR50の口コミは良好!
今回紹介した象印加湿器EE-RR50は、高い加湿能力とお手入れのしやすさ、チャイルドロックなどの安心設計が大きな特徴のスチーム式加湿器です。
購入した人の口コミも、5段階中平均4.5以上と高評価で、これまで使ってきた加湿器と比べて非常に満足しているという意見が多く見られました。
加湿力・衛生面・お手入れのしやすさを重視して加湿器を選びたい人に最適な象印加湿器EE-RR50。これまで理想の加湿器に出会えてない人は、ぜひ検討してみてください。