シンプルで使いやすいと評判の山善の加湿器。スチーム式のタイプでは、コロンとしたシルエットが愛らしい「スチームキューブマグ」シリーズのKS-J242が人気です。
KS-J242は使い勝手の良さを追求して設計されており、高い加湿能力に加えて、給水やお手入れのしやすさが大きな特徴となっています。
本記事では、山善加湿器KS-J242の口コミや評価レビューを紹介します。スチーム式でお手入れが簡単な加湿器を探している方は、ぜひ参考にしてください。
山善加湿器KS-J242の口コミ
2021年10月発売の山善加湿器KS-J242は、使いやすさを重視して、余分な機能やデザインは一切省かれています。
そのため使いやすさの面では高評価ですが「加湿に時間がかかる」といったマイナス評価もいくつか見受けられました。
実際に購入して使ってみた人の口コミや評価を紹介します。
山善加湿器KS-J242の悪い口コミ
- 蒸気が出るまで、とにかく時間がかかる
- スチーム式のため電気代が高い
- 使用回数が少ないのに内部のコーティングが錆びた
山善加湿器KS-J242の悪い口コミで特に多いのが「加湿までの時間がかかる」という意見。給水して電源を入れてから蒸気が出るまで、平均30〜40分程度かかってしまうようです。加湿スピードを求める方にはやや不向きかもしれません。
またスチーム式加湿器全般の特徴でもありますが、超音波式など他の加湿器と比べて電気代が高くなります。ただしスチーム式は構造がシンプルなのでお手入れが楽というメリットもあり、電気代よりお手入れのしやすさを重視して山善加湿器KS-J242を選んだという意見も目立ちました。
その他、あまり使わないうちに内部のコーティングが剥げたり、錆びてきてしまったという声も。不良品の可能性もありますが、劣化のスピードが速いのはショックが大きいですね。
山善加湿器KS-J242の良い口コミ
山善加湿器KS-J242について、良い口コミもまとめました。
とにかくお手入れが簡単
- フィルター不使用なのでお手入れが簡単
- ポット型で開口部が広く、直接手を入れて拭き上げられる
- 清潔に使うことができて満足!
山善加湿器KS-J242の最大のメリットは、とにかくお手入れが簡単なこと。ヒーターとタンクが一体化した電気ポットのような構造で、フィルター等の面倒な掃除は一切不要です。
フタや吹出口は1週間に1回程度、やわらかい布で拭くだけでOK。一番汚れやすい水タンクは、水あかが気になり出したらクエン酸を使って掃除すると綺麗になります。
コンパクトなのに十分な加湿力
- チーム式ならではのパワフルな加湿力
- 加湿力は十分。寝起きでも乾燥で喉が痛くならなくなった
- 10畳以上のリビングでも問題なく加湿される
スチーム式は、他のタイプの加湿器と比べて加湿能力が高いことが特徴です。
山善加湿器KS-J242もスチーム式を採用しており、コンパクトなサイズ感ながら、清潔な蒸気でお部屋全体をしっかりと加湿してくれます。
対応畳数は木造で約8.5畳、洋室で約14畳ですが、それより広い空間でも問題なく使えているという口コミも多く見られました。
見た目も機能もシンプルで使いやすい
- 無駄のないシンプルな作りで良い
- 湯沸かしポットを加湿器にしたようなシンプルな構造
- タイマーなどの便利機能がないが、シンプルで使いやすいのが一番
さまざまなモードが用意されている多機能な加湿器も人気ですが「お手入れが大変」「機能を使いこなせない」などの理由から、シンプルな加湿器に買い換える人も少なくありません。
山善加湿器KS-J242は、デザインも機能もシンプルで使いやすい点が高く評価されています。
タイマー機能は付いていませんが、水がなくなると空焚き防止で自動停止するので、タンクに入れる水の量で運転時間を調整するという方法もあります。
山善加湿器KS-J242の機能
山善加湿器KS-J242の主な機能には、次のようなものがあります。ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
- スチーム加湿で衛生的
- 上部給水型で毎日の給水が楽
- 加湿量は2段階切替
- 最大8時間の連続運転が可能
- シンプルなボタン配置
- 部品が少なくお手入れしやすい構造
スチーム加湿で衛生的
スチーム式はタンク内の水を沸騰させて加湿するので、カビや雑菌が繁殖しにくく衛生的に使うことができます。
他のタイプの加湿器は雑菌の繁殖リスクが高く、その状態で加湿を続けた場合、アレルギーなどの健康被害に発展する恐れがあるため注意が必要です。
山善加湿器KS-J242もスチーム式のため、雑菌を空気中に放出する心配がありません。赤ちゃんやアレルギー持ちの家族がいるご家庭でも安心してお使いいただけます。
上部給水型で毎日の給水が楽
山善加湿器KS-J242は、フタを開けてそのまま上から水が注げる上部給水方式です。水を入れたタンクを持ち運ぶ必要がなく、女性や高齢者の方でも簡単に給水できます。
ひとつ注意したいのは、給水時にフタの中に残った水がこぼれる可能性があること。タオルやトレーを用意したり、鍋蓋と同じ要領で少し振りながら開けるなどの工夫が必要です。
加湿量は2段階切替
山善加湿器KS-J242の加湿量は、標準(弱)・パワフル(強)の2段階で切替が可能です。
切替方法は簡単で、本体前面にある「加湿量切替ボタン」を押すだけ。パワフルモードの場合はボタン部分のLEDが青く点灯します。
最大加湿量は標準モードが約300ml/h、パワフルモードが約500ml/h。寝室などの個室であれば標準モードでも十分に加湿してくれるので、使用場所によって使い分けてください。
最大8時間の連続運転が可能
お部屋の状態によって前後しますが、山善加湿器KS-J242の連続稼働時間は標準モードで最大8時間、パワフルモードで最大5時間です。
長時間運転が特に重宝するのが就寝時。寝る前にタンクを満水にしてから付けると、朝起きるときまで快適な湿度をキープすることができます。
シンプルなボタン配置
多機能で操作が複雑な加湿器も多く出ているなか、山善加湿器KS-J242の操作はとてもシンプル。
本体前面には電源ボタンと加湿量切替ボタンの2つのみが配置されており、初めての方でも簡単に操作することができます。
ボタンの縁取りのLEDは少し明るい発色なので、寝室で使う場合は置き場所の工夫が必要かもしれません。
部品が少なくお手入れしやすい構造
加湿器を選ぶときに注意したいのが、内部がお手入れしやすい構造かどうかということ。構造が複雑でパーツが多いものは、必然的にお手入れが大変になります。
山善加湿器KS-J242は内部構造がシンプルで、フタ・吹出口の他には取り外しが必要なパーツがありません。
忙しくてこまめなお手入れが難しい・これまで加湿器のお手入れで苦労してきた、という人には特におすすめしたいポイントです。
山善加湿器KS-J242の電気代
スチーム式加湿器はヒーターを加熱するため、他のタイプの加湿器と比べて消費電力が大きく、電気代が高くなる傾向にあります。
山善加湿器KS-J242の消費電力は220W〜350Wで、標準モード時は1時間あたり約6円、パワフルモード時は1時間あたり約9.5円の電気代がかかります。
どうしても電気代が気になる場合、パワフルモードは使わない・加湿器を使う時間を減らすなどの工夫もできますが、ハイブリッド式など他のタイプの加湿器を検討するのも良いでしょう。
山善加湿器KS-J242はこんな人におすすめ
山善加湿器KS-J242は、次のような人におすすめです。
- 見た目も機能もシンプルで、使いやすい加湿器が良い
- お手入れは極力簡単にしたい
- 毎日使うため、給水が楽なタイプが良い
- コスパの良い加湿器がほしい
余計なものを省いたシンプルさと、スチーム式ならではの高い加湿力、お手入れの簡単さが山善加湿器KS-J242の大きな特徴です。
機能を削ぎ落とした分、他の加湿器と比べて価格もお手頃。実際に購入した人からはコスパが良いところも評価されています。
お手入れも含めて「シンプルな使いやすさ」を重視する人には特にオススメできる加湿器です。
山善加湿器KS-J242はシンプルながら加湿力抜群
今回紹介した山善加湿器KS-J242は、機能もデザインもシンプルで、加湿能力は抜群。お手入れのしやすさも非常に評価されています。
購入した人の口コミでは「本当にお手入れが楽」「値段と見合っていて十分満足」「加湿力は申し分なし」などの高評価が目立ちました。
シンプルイズベストという言葉を体現する、山善加湿器KS-J242。スチーム式で使いやすい加湿器を探している人は、ぜひ検討してみてください。